これで努力は報われる。心理学者による努力を継続する極意に迫る。書評 継続は、だれも裏切らない。


まいど、ご訪問ありがとうございます。

無類の読書好き、なまけタイガーです。

 

先日、ムダな努力をやめるための本を読んだ.。

www.yocheckya.net 

ので、関連して努力を継続するための本をポチりました。

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本書は、「いかにして努力を継続するか」について心理学のデータを用いて書かれている書籍。

 

努力は継続しなければ意味がない。一度成功したとしても努力をやめていいわけではないからだ。

 

例えば、一度、トップアスリートになったら努力はやめていいわけではない。自身の店が繁盛したら努力をやめていいのか。

 

そんなわけはない。努力を継続しているからこそ、そのポジションを維持できているというわけだ。

 

しかし、「努力を継続する」ことが難しいから三日坊主になってしまったり、挫折してしまうことが起こる。

 

そう、努力の継続にはテクニックが必要なのだ。

 

本書では、努力を継続するためのテクニックや考え方が豊富に紹介されている。

 

ただ単にがむしゃらに根性で頑張れ!と言った内容でなく、心理学データを用いた内容が盛りだくさんだ。

 

印象に残った部分・感想

 

 

①才能の差より努力の量

 

著者は、才能に差があっても努力でその差を埋めることは可能で、努力を忘れなければ天才を凌駕できるという。

 

実験

ウエスト・ベルリン音楽アカデミーの教授が将来有望だと名前を挙げた生徒と普通の学生の練習時間の差

 

普通の学生は1日平均1.3時間

有望な学生は1日平均3.5時間

 

有望なバイオリニストが一番大切にしていることが「自己練習」だったそうで、有望とみられた生徒には才能があったのかもしれないが、努力をしているからこそということだ。

 

努力の量では人に負けないようにならなければ、結果はついてこないといえそうだ。

 

②継続しなければ努力はムダ

 

プロの世界では、現役でいる限り努力は欠かせない。

 

ピアニストにしても、ボディビルダーにしても、かなり良い状態に仕上がっているからと努力をやめてしまうと、たちまち「ただの人」になってしまう。

 

成功したからと言って努力をやめていいわけではない。やめたとたんに下り坂になるということを肝に銘じておこう。

 

③人と同じことをしているうちは努力とは呼ばない

 

他人よりもたくさんの努力をするからこそ、他者との差が生まれる。そういう結果が伴ってこそ初めて努力と呼べるのだという。

 

【私たちは、我が身が可愛いから、ついつい自分がやっている努力を大きくとらえがちだ。しかし、はたから見れば、そんなものは努力のうちには入らないかもしれないのである。】

 

努力している会社が何故つぶれるのだろうか。それは、他の会社に比べて努力量が足りないから。ごもっともな意見だ。

 

④バラ色の未来を想像する

 

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人は、楽しいことを考えると脳内に快楽物質のドーパミンが分泌される。この作用を利用して努力に活かすのだ。

 

華やかな未来を想像することで、努力を苦痛とは感じなくなり、楽しく努力することができる。

 

「この資格を取ったらモテるぞ」・「これを成し遂げたら、儲かるぞ」とニヤニヤと考えながら取り組んだ方が努力の継続は容易になる。

 

楽しいことを考えていれば、疲れにくくなるうえ、努力が苦にならなくなる。これは間違いなさそうだ。

 

⑤言い訳を許すな

 

言い訳をしだすと、人は努力をしなくなる。責任を他者に押し付けてばかりいる人は、努力することを放棄しているといえる。

 

自分に原因がないと考えれば、改善する必要もなく、努力しなくていいためラクだからだ。

 

著者も同様のこと言っている。

 

実験

トッド・リスカ博士による189名の体育学部の学生にランニングのテストをさせた実験

 

博士は、成績の悪かった学生に共通することを発見した。それは、

 

テストの前に「うまく集中できなくて・・・」「今日はあまり調子が・・・」などと言い訳ばかりしていたというのだ。

 

物事がうまくいかない時は、自分自身の努力不足を認めることが努力を継続するポイントになりそうだ。責任転嫁や言い訳ばかりしていては、努力する気力すら失われてしまう。

 

⑥時には努力を投げ出していい

 

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「やれ」と言われると「やりたくなくなる」人間のあまのじゃくな心理を利用したもの。

 

頑張れ!と鼓舞することで頑張れれば良いが、かえって頑張れなくなってしまうこともある。

 

そんな時は、逆に「いっそ、すべてやめちゃえ。放り投げちゃえ」と自分に話しかけると良い。実際に、いったん投げ出してしまってもよい。

 

頑張らないように考えて、放り出してしまうと、かえってやる気が復活することが多いのだという。

 

僕自身は、やる気が出ずイマイチ気分が乗らないなぁというときは、まず行動してみるようにしている。行動しているうちにノッてくることが多いからだ。

 

ところが、全然ノッて来ない時は、やめるようにしている。この方法はムダな努力を省くためにも良い方法だと感じている。

 

無理やり頑張ろうと、うんうん唸っていてもいい結果に結び付くわけではない。

 

⑦努力することはカッコいい

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努力を継続するうえで、もっとも大切なことは努力に価値を見出すことだという。

 

確かに、「努力するなんてカッコ悪い」と考えている人は、努力できないだろう。

 

努力を継続したいのであれば努力することはカッコいいと考えること。そして、努力は決して無駄にならないと信じて疑わないこと。

 

この意識を持っていれば、簡単にあきらめたり投げ出したりすることはなくなるという。

 

⑧努力のしすぎを後悔した人はいない

 

当たり前だが、努力が確実に報われる保証はない。

努力はしても、しなくても結局は後悔することになるという印象的な言葉が書かれていた。

 

努力しなかった場合、「もっと若い時に努力しておけば・・・」と後悔する。

 

努力したけど報われなかった場合「結局、あの努力は無駄だった・・・」と後悔することもある。

 

どちらにしても後悔しているのだが、両者には大きな違いがある。行動しているか、いないかということだ。

 

【同じ後悔をするのでも、「行動しない」ことから生じる後悔と、「行動した」ことから生じる後悔とでは、前者の方がずっと大きな後悔になり、長く尾を引き私たちを苦しめることが判明しているのである。】(ボストン大学のリサ・アベンドロス博士)

 

【いまだかつて、努力のしすぎを後悔した人はいない】

 

努力のしすぎを後悔した人はいない。この言葉でトリハダが立った。

 

努力のしすぎ・・・努力をしすぎたと感じたことがないが、それだけ努力していれば後悔しない人生にできそうな気がする。

 

まとめのひとこと

 

本書は心理学者が書いた努力を継続するテクニック本です。

 

しかし、著者は「とにかく頑張れ!」のような根性論も好きなのだと感じられ、厳しい意見で努力する必要性を説明しているところもみられました。

 

個人的には、「人は自分自身の努力を過大評価しがちである」という点や、「他者と差がつかないのは相対的に努力が足りないから」という言葉にはハッとさせられました。

 

行動しなかったことによる後悔は長く尾を引く。僕自身にも経験がある。そう考えて生きているので、基本的に後悔しない人生を歩んでいると思う。

 

ただ、死に際に「努力が足りなかった後悔」を胸に死んでいく人生にはしたくないなと感じた。

 

どうせなら「我が人生に一片の悔いなし!」と死んでいきたい。

 

できるだけ正しい方向で努力し、ムダな努力で消耗することなく人生を有意義にしていきたいものですね。

 

本書は読んでいるだけでパワーがもらえ、テンションが上がってくる、良書でした。

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