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与える人が成功する理由が深い!ギブアンドテイクの3タイプからみる成功法則とは【2014】 

更新日:

書評 GIVE&TAKE「与える人」こそ成功する時代

まいど、ご訪問ありがとうございます。なまけタイガーです^^

みなさんは、返報性の法則を聞いたことがありますか?心理学系の本には、よく書かれています。

平たく言うと、人は何かをしてもらったり受け取ったりするとお返しをしたくなるものだといった感じです。

その通りだなと感じている私は、「与える人こそ成功する」というタイトルを見ても特に惹かれなかった。

本自体も分厚いのでスルーしたまま2年くらい経ったのかな。

そんな私が本書を買ってみたのは、パラパラとめくってみた時に書いてあったことが気になったからです。

人間の3タイプ

  1. ギバー(与える人)

  2. テイカー(受け取る人)

  3. マッチャー(バランスをとる人)

これは人間の思考と行動を3つのタイプに分類したもの。

単に与えれば返してもらえるから成功するよってことを長々と語っているだけの本かと思ったら、なんとも面白そうな3分類。

これは買い。

時間かかりそうだけど読んでみよ!ということになったのでした。

本書には、研究データと、成功を収めたビジネスマンの実例、エピソードが事細かくたくさん紹介されています。

その数ある濃い内容を読み進めていくと分かることは、見境なく与え続けていれば(ギブ)成功するわけではないよ!ってことを主張されていた。

 書評

ギブアンドテイク3タイプ

どのタイプに分類されるとしても、ギブアンドテイクは成り立つ。

ただし、そこに至る考え方や行動が全然違っていることが分かる。

一番仕事で成功しやすいタイプ、成果が上げられないタイプ、疎まれるタイプなどなど、様々なビジネスシーンの実例から解説がなされている。

テイカー

テイカーは「テイク」を目的とした行動をする。

自分中心に行動し、利益を得る手段としての「ギブ」である。

つまり、受け取る人と書かれているが「テイク」を得るためには積極的に「ギブ」することもある。

ギバー

テイカーと行動が逆になる。

前提として、まず相手のことを考えて「ギブ」することで、結果的に「ギブ」が自分に返ってくると言う考え方。これが「テイク」になっている。

両者の大きな違いは、テイカーが積極的に取りに行くという姿勢であることに対し、ギバーは見返りなど考えずにまず人に与えることが挙げられる。

マッチャー

これだけもらったから、自分も同じだけお返ししよう。

逆に、これだけ与えたから、これだけ返してほしい。

こう考えるのがマッチャー。基本的にはテイクが先行することはあまり好まない方が多いそうだ。

一般的には、返報性の原理からしてもギブアンドテイクと言って思い浮かぶのはマッチャーではないだろうか。

以下に、僕が印象に残った部分や感想をまとめます。

①一番成功するのはギバー

本書で著者は成功するのはギバーだと言っている。

【】内は本文引用

【成功するギバーは「自己犠牲」ではなく「他者志向性」をもっている。他者志向性とは例えばチームで仕事をするときに、自分の取り分を心配するのではなく、みんなの幸せのために高い成果を出す、そこに目的を設定すると言うことだ。】

ギバーには、根底に「自分が楽しめることをする」「自分にとって意義のあることをする」という思考が存在することがわかる。

また、ギバーには見返りを求めないという特徴があるので期待や意図がない。

そして相手の利益になるように考え、受け取る以上に与えようとするスタイルだ。

ギバーが一番成功すると言われているが、なったからと言って当然すぐに成功するというわけではない。

テイカーのように積極的にテイクを求めるスタイルに比べると時間がかかるということだろう。

他者を中心に考え、相手が何を求めているかに注意を払って行動しているギバーが最終的に成功すると言うのはうなずける内容だと感じた。

②一番生産性が高いのも低いのもギバー

エンジニアリングの世界において、一番生産性が低く効率の悪いエンジニアはギバーだったそうです。

逆に一番生産性が高いのもギバーだったそうですが。

このデータが表しているのは、他の人を手伝いすぎて(与えすぎて)自分の仕事を終えられないために起こった悲劇と言えるのではないだろうか。

このようなデータは販売員や学生などあらゆる分野でも、大差がなかったという。

こう考えると、相手のことを想って行動することが一番の成功につながるとしても、自分自身を犠牲にしてしまうギバーはその限りではないということだろう。

当たり前と言えば当たり前な気もするが、何も考えずに与え続けた結果が悲劇につながるなら、本末転倒だろう。

まとめのひとこと

自分自身を分類に当てはめようとすると、当てはまらなかった。マッチャーとギバーのミックスかな。

そもそも純粋なギバーはこの本を手に取らないかも。

言うなれば僕は、見返りとして得たい何かを求めて本書を購入したからだ。

そう考えると、テイカーかマッチャーになるのかな。

ギバーの要素ももっているつもりではいるけども。

個人的には、恩着せがましい親切をされると、後味が悪くなることがあると感じる方だ。

ささいなプレゼントだとしても、何か企みがあるのではないかと勘ぐってしまう自分がいる。

これは、やっぱり僕が純粋なギバーではないからだと思う。

純粋なマッチャーやテイカーである場合、基本的に受け取ることを期待して与えるという感じになるので、返してくれそうな人にしか与えない。

ということになりがちだと思う。

その思考が前提にある場合、返してもらえなかったときにストレスを感じてしまう人もいるのではないでしょうか。

ギバーが一番成功する。しかし、与えているだけでは成功できない。

むしろ一番生産性が低いという最悪の結果に陥ると言うことも証明されてしまっていた。

肝心なのは損得で考えて動くことではなく、相手が誰であろうとどんなことをしてあげられるだろうかと考えること。

最低限、自分自身が悪い状況に陥らない範囲で。

物質や情報などのモノなのか、体験や感動のようなコトなのか、与えられるものは人それぞれいくらでもある。

こういった思考をもっておくことは大事だなと思わされ、自分にとってのギバーの形を考えるきっかけになった。

この本の書評書くと10000字を軽く越しそうな勢いなので本当に一部だけ書くことにしました。

だからあえて簡単に言います。

うまく伝わるか分からないけど、この本はオススメです。純粋に面白かった。

ページ数も多め、ゴツくて内容が濃かった。

本書には、こうしたら成功するギバーになれるよ!ってハッキリ書いてあるわけではありません。

 

けれど、成功したギバーの考え方・失敗したギバーやテイカー・マッチャーの考え方や事例がたくさん出てくるので分かりやすい。

 

いわゆる体験談みたいな感じで納得しやすいようになっています。

そして、本書を読み終えてから自分はどのタイプだろうかと考えてみるのも面白い。

なかなか考えさせられる良書でした!

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