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千秋がママ友との付き合い方の極意を語る!ママ友いじめ・ママ友疲れにお困りの方必見!

投稿日:2016年8月19日 更新日:

【書評 人見知りだった千秋が付き合い上手になった魔法の法則16】

今日は、いつも読まない感じの本を買ってみました。

「えっ?千秋さんって人見知りだったの?全然そう見えないけど」書店で見かけた時、思わず声が出た。

パラパラとめくってみると、ママ友との付き合い方を徹底的に書いた本だった。

 

書評

千秋さんは、身体が小さく神経もゼロだった(自称)ため、イジメられないための方法を小学生の頃から考えて生きてきたとのこと。

そのサバイバル術がママ友との付き合い方に活かされているという。

 

本書は、千秋さん自身の体験を交え、どのように考えて行動してきたかといった内容が豊富なため説得力がある。

また、巻末では臨床心理士の信田さよ子さんとの対談も掲載されている。

本書を読み終えてみて、ママ友とうまく付き合うには、距離感が非常に重要なのだと言うことが分かった。

 

こんな方にオススメ

1ママ友付き合いで心身が疲れる

2ママ友付き合いを、うまいことセーブしたい

3ママ友との人間関係をスムーズにしていきたい

4ママ友イジメがひどい

 

このようなテーマを軸に、千秋さんが付き合い方の極意を語っている。

また、世間のママから寄せられた悩みに対し、Q&Aで千秋さんが回答するコーナーも充実している。

 

千秋さんの言葉

【】内は本書より引用

 

【ママ友付き合いに悩まされる期間は意外と短い。密に付き合わなきゃいけないのはせいぜい2~3年。一生、自分に関係する人間関係じゃなくて、期間限定の人間関係だから。】

 

個人的には、期間限定といえ短いとは思えない。

特に、ママ友とうまくいっていなければ、地獄の日々になっている方も少なくないと思う。

 

そんなママ友関連の悩みがある方にとっては、相当役立つ本だと感じる内容だった。

 

印象に残った部分・感想

 

①トラブルが起こるのは当然と考える

【動物園の場合は肉食動物と草食動物は入れる檻をきちんと分けている。なのにママ友の場合は、肉食草食に拘わらずみんな同じ檻に放り込まれる。】

 

この表現がママ友との付き合いが大変だと言うことを物語っている。

メダカの話ではあるが、小さな水槽に10匹入れて飼うと必ず1匹イジメられるのだという。

 

このイジメの対象は、身体が小さかったり泳ぐのが遅かったりするタイプ。

人間も同じような感じではないだろうか。

もともとはお互いを襲いあうことのないメダカ同士でも、このようなことが起こるのだから、人間同士でもトラブルが起こるのは仕方ないのかもしれない。

 

そもそも、ママ友付き合いとはそういうものだ。

割り切って考えておく方が小さいことで深刻に悩まなくて済むかもしれない。

 

②最初から素の自分で付き合えば疲れない  

ママ友付き合いが疲れるという声は多いという。

これはママ友付き合いに限った話ではないと思いますが、相手に対し気を使いすぎているからと言える。

 

必要以上に嫌われたくない・仲間外れにされたくないと思うあまりに相手に合わせすぎてしまうからだろう。 

千秋さんは、自分はこういうキャラだと最初に認識してもらうことが重要だと言っている。(素で接する)

 

ママ友と遊ぶ際に「おやつは手作りの持ち寄りで」と言われても「私は作れないから、何か買っていくね!」と言ってしまうという。

最初から言ってしまえばできないキャラが確立されるため、苦手で嫌いなことをするストレスもなくなる。

 

相手側から嫌な印象を持たれないためには明るく

「だって、作れないんだもん、勘弁して~」と言っておけば、たいていは何か言われることはないという。

 これは人付き合いにおいてストレスを避ける方法として有効になりそうだ。

 

③距離をとる

人間関係において距離感は重要だ。

距離感を見極められないからこそ、人付き合いに疲れてしまうことも多いという。

 

【「ママ友は、そもそも友達じゃないんですよ」って私は言いたい。子どもが同じ幼稚園や学校に通っているために、やむを得ず作らされた集団に過ぎないんだから。】

かなり割り切った考え方であるが、その通りだと感じる。

そもそも、自分たちが通う職場や学校などと違い、あくまで子どもがメイン。

 

友達を作りにいく場ではないと考えたら少しは気が楽になるだろう。

ママ友というより、「自分の子どもが仲良くしている子のお母さん」という認識で付き合っていけば、程よい距離感で付き合っていけるのではないだろうか。

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まとめのひとこと

 

本書を読んでみて、正直に思ったこととして女性社会だからこそ起こりうるトラブルが多いのではないかという印象だ。

男性の僕としては、そんな些細なことがママ友イジメに発展するの!?といった、衝撃的な内容も書かれていた。

 

女性は特に派閥やグループを作ったり、ボスママが仕切ったりする世界になりやすいようだ。

そんな世界だからこそ自身のポジションを見極め、対応しなければ、気付いた時には仲間外れにされたり、いじめられたりしてしまう。

ママ友付き合いの定番として、順番に家にお招きするというイベントがあるそうだ。

 

大人になってから、友達ができることはなかなか少ない。

人の家に上がる、招くということはもっと少ないことと思う。

ママ友付き合いを楽しめれば新しい世界が広がるきっかけにもなり、友達も増えるという良い循環になるのではないかと感じた。

 

人付き合いが上手いように見える千秋さんは、もともと人見知り。

最初は人付き合いなんてしない!ママ友は全員敵だ!と思っていたそうだ。

ところが、うまく付き合う方法が徐々に分かっていき、ママ友付き合いを楽しめるようになったとのこと。

 

【相手は変えられないけど、自分はいくらでも変えられる。今、人付き合いに悩んでいる人は、自分の考え方を変えてみれば楽になれるんじゃないかと思います。】

そんな千秋さんが書いた本書だからこそ、ママ友との上手な付き合い方が見つけられるかもしれない。

もうママ友付き合いで消耗したくない!という方は本書を読んでみることをオススメします。

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