2017 年1月9日放送 市川海老蔵にござりまする。波瀾の一年・・・独占密着 小林麻央さん夫への今の思い語る。
市川海老蔵さん(39)妻の小林麻央(34)さんの闘病生活について密着取材の中で胸中を語っていました。
2016年、夏までもたないと思っていたことなど、衝撃的な発言も飛び出す内容となっていました。
また、麻央さんが乳がんの公表後初となるTVでのインタビューをされていましたので、コメントの全文を掲載しておきます。
現在までの流れと胸中を語る海老蔵さんのコメント
海外公演で長く家を空けることがあっても、麻央さんとの連絡は欠かさない。
海老蔵
「麻央との電話は長いね。1時間なんてザラですよ。何なんでしょうね。仲いいのかな」内面に惹かれていますよねいまだに。」
緊急会見前の車内でのコメント
海老蔵
「(麻央が)ごめんねって言ってた。1年8カ月もまぁ、貴世さんに支えてもらって色々我慢させた上にこんなことになってごめんねって言ってたけど、関係ないよね。当たり前じゃん。」(会見に向かう車内でのコメント)
海老蔵
「10代の時からホント色んなことあるんですよね。良いことも悪いことも。襲名とか事件とかも。父の死があったり。人に比べてありすぎるくらいある気がするんだけど、この間の会見までに1年8ヶ月くらいあったんだけど。会見を開いてあの日くらいから俺自身が変わったなっていう。」
「みんなに言えないから。こうしていても麻央さん何で来ないんだろうなって思っているだろうなって思うのよ。思ってるだろうなってのは常にあるわけ。そういうのは俺にとっては足かせだし、どう切り抜けるかってことが常にあるわけで。それに関していえば、麻央も集中できるし、私自身も堂々といられる。だから1年8ヶ月堂々としてなかったんだろうね」
2016年9月 麻央さんのブログKOKOROが開設された。
「私は力強く人生を歩んだ女性でありたいから子供たちにとって強い母でありたいから」
「ブログという手段で陰にかくれているそんな自分とお別れしようと決めました」
出典:KOKORO
2014年2月
【主人と人間ドックを受けました。「付き添い」で受けるくらいの気持ちでした。「左乳房に腫瘤があります。なるべく早く病院へ行ってください」私はがんでない方の50%だという根拠のない自信がありました。】
マンモグラフィなどの検査を実施したところ、がんを疑うものではないとの結果が出ていた。
2014年9月13日ブログより
【2014年10月のある日息子と遊んでいた時のこと・・・心臓が音を立てました。だんだん、おもちゃの音も息子の声も、遠のいていきました。】
すぐに病院で診察を受ける。
組織をとる検査を行い、乳がんが判明。
麻央さんのブログでのコメント
「ごめんね。病気になっちゃった妻で。病気になっちゃった娘で。病気になっちゃった妹で。きっと、病気になってみんなが一番に思う言葉かもしれない。『ごめんなさい。。。』」
これに対し海老蔵さんは
海老蔵のブログコメント
「病のおかげで家族の絆は更に深く強く結ばれる。ごめんなさい。なんてことは1ミクロンも感じてない。」
子どもたちの想い
海老蔵
「麗禾(れいか)がね、すっげぇ分かってる子なんですよ。勸玄(かんげん)はまだね、分かってるんだけど分かってないんですよ。女の子はやっぱり早いね。どういう状況でどうなっているのか、お母さんがそばにいないってことも分かってるし。周りの子がお母さんといるのをみるのも嫌だったりする時期もあったり。」
「そういう清算できない悲しさ。何もない時に泣いてたりもするんで。『ママはいつ帰ってくるの?』って泣いてます。」
それに対して海老蔵は、どう対応しているのか
「抱きしめる。それしかないっすよね。ごめんねって言って。ずっと抱っこして。彼女の方が大人なんです。パパが気を使っちゃってるなって気づいて落ち着くわけです。」
麻央さんの手術に関して
【「まわりのみんなはここまでこられたことが奇跡だと言ってくれますが、奇跡をここでは使いたくないです。奇跡はまだ先にあると信じています。」】
海老蔵
「絶対に治らないレベルの病気だったんです。本当に。言っちゃえば。本当に。まさか手術ができると思わなかった」
「早かったら3、4、5月で、多分、ダメだった。今だから言えるけど、今年の夏は絶対無理だと思った。今10月でしょ、もうすでにこの時点ですごいことが起こってる」
麻央さんのブログでのコメント
麻央「バカみたいにいつも信じ切ってくれてありがとう。いい旦那さんだ。。。」
絶対無理だと思っていながらも、麻央さんには悟られないように振る舞えていたようです。
病気公表後、初のテレビでのインタビュー。麻央さんコメント全文
2017年1月4日 病気を公表されてから初のテレビインタビューにて海老蔵さんに対する気持ちを語っています。
麻央
「闘病してから1年以上過ぎた時に、私の母と主人と私と話している時に、もう1年以上も迷惑をかけて、これ以上迷惑をかけられないと言ったことがあります。主人は『1年がなんだよ。ずっとなんだよ。麻央のお母さんはずっとお母さんで、俺はずっと麻央の夫で、みんな家族なんだよ。ずっと支え合うんだよ』って言ってくれて、その言葉は本当にすごく嬉しかったですね」
カメラマン「役者市川海老蔵という存在についてどのようにご覧になっていますか?」
麻央
「父が亡くなって、すごく孤独だなと感じることが多かったですね。それは家族の愛とかそういったことで埋められるものではなくて、彼自身が歌舞伎の家に生まれて、歌舞伎役者として生きていくうえでの孤独っていうのをすごく感じることが多くなって。父が亡くなってからの主人はそういうものを見せるわけではないんですけど、明るくて前向きで常にポジティブな姿はあるんですけど、孤独をすごく感じることは多くなっていたんですね。」
「私が病気になって、私自身も誰かに話したり、誰かと共有しきれない苦しみとか悲しみ、どうしょうもない想いというのを私なりに経験した中で、今2年経って。主人が前言っていた時には、私は理解できなかった考え方とか、心のもち方や感覚ですね、そういうのを少し理解できるというか、想像できるようになってきた部分が不思議とあって、私が病気をして得たモノのひとつかなと思っていて、そう思うと、病気をする前よりもちょっといいパートナーに。もし私が病気を乗り越えて、今、私なりにある試練というものを乗り越えられたときに病気をする前よりもちょっといいパートナーになれるんじゃないかなっていう・・・(涙)」
「なので、思うのは、役者市川海老蔵を、パートナーとして支えられるチャンスを神様下さいっていつも思うんですね。」
「主人はいつも俯瞰して物事を見ることを教えてくれるので。今、痛いのは事実だけど、でもそれだけじゃないんだ。もっと世界を拡げてみないといけないって思い出させてくれる。そういう意味では闘っていくなかで心の持ちよう、前向きな持ちようを主人には教えてもらっていますね。」
「私が持っているモノサシとは違ったモノサシでの考えを教えてくれるので。病気になる前は、何訳わからないこと言っちゃってって思うことが結構あったんですけど、病気になってからは本当にありがたいって。主人と結婚したからこそ、今、私こうやって生きていられるなって思います。そうじゃなかったら心が死んじゃってたかもしれない。だからすっごく感謝しています。」
感想
大晦日の病室を移した映像からは体調が良くは見えませんでしたが、2017年1月4日のインタビュー映像は目や表情からも力が見え、僕が思っていたよりも元気そうに見えました。
かなり厳しい状況を乗り越え、家族に支えられながら奇跡を信じて頑張っている姿が映し出されました。
どこまで医師に宣告されていたのか分かりませんが、最も身近にいた海老蔵さんが夏を迎えられないと思っていたくらいなので、相当厳しい状況だったことが伺えます。
2016年9月に行った手術も、あくまで「QOL(生活の質)向上のための手術」だったわけですし。
こういった状況のなかでも前向きに奇跡を信じて治療をしていくことは並大抵の精神ではできることではないと思います。
今後も奇跡を起こし続け、元気になっていってほしいと願うばかりです。