どうも、ぴこイチです
昨日、小池百合子氏が初の女性都知事に選ばれました。
政党の支援を受けずして、不利と言われながらも他者2人の候補に大差をつけ圧勝する結果でしたね。
個人的には、圧勝の理由は演説がうまかったこともさることながら、イメージカラー戦略がハマったことも大きいのではないかと感じます。
政策やその他もろもろの要素はモチロンありますが、色に着目してみます。
小池氏と言えば、緑色の服、ハチマキ、タスキ、マイクの色まで「緑色」だったことが印象的です。
街頭演説開始当初は、ほとんどいなかったものの終盤には緑の服やタオルを身につけた方が増えていました。
ゴーヤや冬瓜などを持って街頭演説を聞きに来ている方までがいたようです。
緑色のもつパワーを見事に活用した戦略だったと言えますね。
今回は、色の持つ心理的な効果やイメージカラーについてまとめていきます。
小池百合子氏の中継インタビューもあり。
都民との中継でのQ&A 8月1日 めざましテレビでの中継インタビュー
Q「新都知事としてお金にクリーンな政治はできますか?」
A「クリーンな政治、税金を無駄遣いすることなく、公私混同なく、クリアな政治をしていきたいと思っています」
Q「今後、お金の使い方を情報公開してくれますか?」
A「必ずやってまいります」
Q「リオ五輪の視察は行かれますか?飛行機は何クラスで行きますか?」
A「閉会式に行きます。ビジネスクラスで行くことになります。」
誰かのようにファーストクラスは使わないということですね。
「知事が使うお金もさることながら、オリンピック・パラリンピックにかかるお金が兆単位でかかっているので、その辺の公開もしていきたいと考えています。」
Q「子育て支援、待機児童対策はどうされますか?」
A
「東京都内の待機児童が8466人、潜在的には万単位。待機児童がいるということは、待機ママがいるとも言える。子育て保育は区・市の担当だが、都としてバックアップする。都立の公園が結構大きいものがあるので、どこにどのくらいの規模の施設が作れるのかを調査。施設の場所と人の確保をして、待機児童対策の道筋が見えるようにしていきたい。」
Q「都議会にケンカを売ってきたと思うが、今後はどうされるか」
A「すべて都民目線で。現実的に、お互い都民に選ばれているということで接点を求め、ご協力をお願いする。真摯にお願いしていきます。」
Q「自民党とうまくやっていけると思いますか?」
A「自民党の中でも、色々だと思いますが・・・自民党・公明党など与党の皆さまとは連携が必要となっていますので、都知事として都民のために働いていきたいと考えています。」
色のもつ特徴とイメージ
緑
特徴
誠実・安心・ストレス解消・穏やかな気持ちになる
落ち着く・ほっとする・安心できる・頼れる・いい人そうに見える。
イメージ
癒し・安らぎ・爽やか・安心・平和・優しさ・希望・成長・健康
こういった特徴を考えると、お店のインテリアに大きな観葉植物を置いてある理由が分かりますね。
さらに緑色には、眼精疲労を軽減する効果もあると言われています。
赤
特徴
積極性・行動力・リーダーシップ・エネルギシュさをアピールする時に有効。
興奮させる色であり、運動能力や闘争力を高める効果があります。
スポーツ選手のウェアは赤の方が勝率が高くなるというデータもあるほどです。
イメージ
情熱・愛・熱い・怒り・元気・興奮・派手
オレンジ
特徴
明るく開放的・親しみやすい・活発・周囲に元気を与える
イメージ
元気・暖かい・明るい・希望・陽気
社交的で親しみやすいと感じられる分、会話が弾みやすくなることがありますが、軽くみられてしまうというデメリットも併せ持っています。
黄色
特徴
積極的・希望・前向き・幸福・若々しさ・危険
イメージ
元気・明るい・幸福・輝き・未来・希望・活発・注意・危険
注目は集めやすく、活発な印象を持たれる反面、色のインパクトが強い分、過度に使うと悪い印象になる場合もある色です。
青
特徴
落ち着く・冷静にさせる・真面目に見える・頭の回転が早くみえる
イメージ
爽やか・清潔感・冷静・涼しい・静か、冷たい・悲しみ
真面目な印象を持たれたりと、良い部分もありますが、冷たい印象ももたれやすいところもある色ですね。
紫
特徴
上品・身分が高い・聡明にみえる
イメージ
欲求不満・大人っぽい・高貴・セクシー・気難しい・不思議・不満
気品を漂わせる効果やカリスマ性を出すには良さそうですが、気難しさや、あやしさも醸し出してしまう色ですね。
ピンク
特徴
女性らしさ、優しさ、ぬくもりを感じさせる、守ってあげたいと思われる
イメージ
やさしい、やわらかい、明るい、かわいらしい
女性的なイメージが強くでる色ですね。
守ってあげたいなどの要素があるので、リーダーのイメージとは違うかもしれません。
白
特徴
純粋・清潔・神聖
イメージ
清潔・純粋・純潔・清楚・寒い
クリーンで新しいイメージを持たれるためには一番良いとも言える白。
軽さが出てしまいやすいことや、冷たさを感じさせてしまう点がデメリットになりそうです。
黒
特徴
闇・恐怖・拒絶・強さの協調
イメージ
暗い・絶望・悪・静寂・重い
色自体に重さがあるため、発言にも重みをもたせる効果があるため意思の強さを表すには良さそうです。
ただ、マイナスイメージも強くあるため、使い方が難しそうですね。
グレー
特徴
上品・都会的・スタイリッシュ・重厚・大人っぽい
イメージ
暗い・汚い・不安・暗い・迷い・曇り・控えめ
明るいグレーと暗いグレーなど、色の明るさによってもイメージがまた違ってくる色ですね。
ただ、あまりいいイメージがない色と感じます。
前知事は色で表すと、グレーでしたね。
髪の色も灰色、やっていたことは・・・ほぼ黒に近いグレーだったようですが・・・
不適切ではあるが、違法ではないということらしいのでね。
それはさておき。
まとめ
小池百合子氏は、緑色をイメージカラーとしていました。
緑色の特徴を最大限活かし「安心感があり、頼れるクリーンな政治家像」を作れたことが圧勝の要因になったのではないでしょうか。
グリーンでクリーンな都知事の活躍に期待しましょう。
イメージカラーを持つことで、相手に与える印象だけでなく自分自身の気持ちもコントロールすることができます。
色の持つパワーを意識し、日常を鮮やかに彩っていきたいものですね^^