まいど、おおきに!
こち亀連載終了にショックを隠せない、ぴこイチです。
9月3日にこちら葛飾区亀有公園前派出所(以下、こち亀)に幕を閉じることが決定した。
作者の秋本治氏が、東京・神田明神で、こち亀絵巻奉納式後に会見で発表。
1976年から少年ジャンプで40年間、止まることなく連載しつづけた、こち亀は、9月17日発売の少年ジャンプ42号で最終回を迎える。単行本200巻は同日発売。
まずは、こち亀の歴史を振り返ってみましょう
歴史
作者
秋元治(63歳)
連載時期
1976年:連載開始 伝説は始まった
1996年~2004年:テレビアニメ放送
アニメ版両さんの声を担当されたラサール石井さんは
連載終了を受け、「つらいですね」と思いを語った。
映画化
1999年
こちら葛飾区亀有公園前派出所 THE MOVIE
2003年
こちら葛飾区亀有公園前派出所 THE MOVIE2 UFO襲来トルネード大作戦
2010年
こちら葛飾区亀有公園前派出所 THE MOVIE 勝どき橋を封鎖せよ
ドラマ化
2008年 香取慎吾が両さん役、主演でドラマ化
累計発行部数
現在、単行本は199巻まで発売され、累計発行部数は約1億5000万部!
199巻までで登場したキャラクター達
総勢789人!驚異的な数字ですね。個人的には日暮さんが好きです。
公式ホームページで記念掲載の4コマ漫画が読めます!
ギネス世界記録
小年誌の最長連載記録のギネス世界記録を保持し、記録を更新しつづけてきた。
こちかめ連載終了の理由
作者 秋元治氏インタビュー(9月5日めざましテレビ)
Q「いつから連載終了を考えていた?」
A「だいたい1年ぐらい前から。やっぱり200巻がもう限度かな思いまして。
「寂しいところではあるけれど、やはり作品ですから、いつか終わりが来る。」
Q「最終巻は今から書くんですけど、読者が納得する形の終わり方にしたい。」
「とんでもない形ではなくて、やはり自然な形で両さんに動いてもらって、これが良かったのかなという感じにしたい。」
Q「改めて、1巻2巻の両さんの表情と、ごく最近のこち亀を見るとずいぶん変わってきてますよね」
A「だいぶマイルドになりましたね。最初の頃は劇画という絵にこだわって、怖い感じ、性格も荒いし・・・描いていくうちにだんだんキャラっていうのは、ある意味で成長なんだと思うんですけど。
よく、漫画家がキャラが動くって言うんだけど、最初は何言ってるんだと思っていたんだけど、実際描いてみると、勝手にセリフが書ける。本当にありがたいキャラクターに出会えた。」
Q「秋元さんのキャラクターと両さんのキャラクターがずいぶん違うように思われますが・・・」
A「よく言われるんです。逆に僕はギャンブル・たばこ・お酒はやらないんですよ。相当激しくギャンブルとかやってそうとか言われるけど、競馬新聞とか資料で買って全部調べて、だから逆に書いていて楽しいんですよ。こんな事したら面白いだろうな。競馬で50万円つぎこんだら絶対楽しいだろうな。現実ではできないんですけど、どうせ1話完結だったんで、そういう人を主人公にしようということで、思いっきり描けた。」
Q「両さんは、秋元さんにとってどんな存在だったのか」
A「友達のようなもの。色々と、こっちが大変な時に相談にのってくれる。本当に書いていて、楽しかったキャラ。終わって本当に残念で。本当にショックだという人も多いとは思うんですけど、200巻まで両さん頑張ったんだよ休まずに。ちょっと休ませようかと、お祝い事として、辛いだろうけど(気持ちを)くんでもらえたら作者としては嬉しい」
まとめ
僕は、こち亀はとゴルゴ13は永遠につづくものだと勝手に思っていた。それだけに、突然の連載終了にショックが隠せません。
ちなみにゴルゴ13は、 1968年10月(1969年 1月号)から雑誌に連載開始。
以来一度も休載せず、現在も「ビッグコミック(小学館)」にて好評連載中です。
秋元氏は今後の展開は未定であるものの、すでに次の作品の構想があるそうです。
まもなく伝説的漫画が一つ終了してしまいますが、今後の秋元先生の作品にも期待したいところですね。
「両さん、お疲れ様でした。今までありがとう!」