書評 自分再起動 自由度の高い人生を生み出す究極の方法
どうも、ぴこイチです
10万部以上売れた「1万円起業」を書かれたクリス・ギレボーさんの本を発見!
「1万円起業はなかなか面白かったよなぁ。よし、読もう!」ということで
ポチッ!
著者
クリス・ギレボーさん
ベストセラー「1万円起業」を書かれた方です。作家、起業家、トラベラー。オンライン出版から西アフリカでの社会起業に至るまで、さまざまな場所であらゆる形のビジネスを生み出し続けている。
書評
近年、無理して日常に生きる時代は終わり、自分が好きなことをやったもの勝ちの世の中になってきました。
遊びと仕事の垣根のない生活を始めることができる。これは理想的ですよね。
「いつかそのうち」「タイミングが来たら・・・」「自分のやりたいことが現実的かどうか・・・」など、考えすぎて行動に移せない方もいらっしゃると思います。
本書は、好きなことからビジネスを成功させていった人たちの経験談がふんだんに詰め込まれているため、良い刺激になると感じます。
自分自身のやりたいことを実現するために必要な考え方や、具体的方法が本書には書かれています。
今の時代だからこそ、誰にでもチャンスがあるなと感じさせてくれる内容でした!
以下に、私が印象に残ったところをまとめます( ・`ω・´)
印象に残ったところ
【】内は本文からの引用
①成功の必須条件
本書では、クエストという言葉が出てきます。クエストとは自分の内面を変え、人生に大きな変化をもたらす挑戦のことを差します。
成功の必須条件としては、自分のクエストを公開する。つまり、SNSやブログなどで公開し自分のメディアを持つこと。
公開したメディアにはストーリーを持たせる。そして、自分の冒険を発信することで、支援者が現れることもある。
面白いチャレンジを載せているとすると、それに目をつけてくれる方が現れたりすることも珍しくないという。
やみくもに目先の人脈づくりに尽力するくらいなら、自身の情熱的なクエストを公開することで仲間を集めていくという方が現実的ということでしょうね。
僕も、もっと日傘男子の普及を頑張りたいところです。
②あなたの支援者はあなた
著者が、成功者へのインタビューをしてきて気づいた原則があるという。
【他に誰も信じてくれなくても、あなただけは自分のクエストが成功すると信じてなければならないということだ】
つまり、自分が信じているからこそ、困難や挫折を乗り越え、孤独とも戦い、災難に見舞われても邁進していけるということ。
当たり前のようだけど、自分の力で絶対なんとかできるんだ!という強い想いが成功者には共通していたということでしょうね。
③人生を改革する2つの方法
現代人は、いそがしい。時間に追われていると毎日感じている人も多いのではないでしょうか。
ただ、平等に時間を与えられているのです。それでも時間が足りないと感じることはあると思います。
その場合は、何かをあきらめる必要があります。すべてを実行すると時間が足りないこともありますから。
人生を改革するための方法として
1小さな変化を少しずつ継続して積み重ねていく
2何もかもいっぺんに変える
ということがあります。
著者は、何かを始めるのであれば、2の方が良いという。そして早ければ早いほどいい。
具体的には、スパッとテレビを観ていた時間を無くす、新しいコミュニティに参加する、思いついたことを即実行するなど。
④続ける?やめる?判断基準
困難にぶち当たった時、やめた方が良いだろうかと思うことがあると思う。そんな時、どのように考えたら良いのか。
時にはスパッとやめてしまった方が良い場合もあるため、悩みどころになりますよね。簡単に答えが出せないことですが、考えるための重要な要素として
1熱意
2長期的な幸せ
3楽しみ
4他人との関わり
が挙げられています。
つまり、
1、クエスト開始当初にあった熱意が今も同じようにあるだろうかと自分に問うこと。
2、一時の苦しさよりも長期的な幸せを考えらているだろうか
3、1日の終わり、もしくは重要な課題が終了した時に、ささやかな楽しみを作り出せているか。
4、自分のためでなく、他人のために頑張る必要があると思えるかどうか。
これら4点を重要な要素として考えてみて、もはや以前のような熱意もなくなり、成功した先の長期的な幸せも、経過の楽しみも感じられないようならクエストのやめ時ということでした。
そこまで来ていたら、やめても後悔しなそうですが、基準を持っておくことでスパッと切り替えるきっかけを作れそうです。
まとめのひとこと
本書を読んでみて、自分自身の夢を実現していくためには相当な情熱を持っていた方が実現しやすいと改めて感じました。
そんなの無理じゃないの?と思うようなクエストを達成してきた方たちは、やはり情熱がハンパじゃないことが分かります。
超人が成し遂げたのではなく、超人的な情熱に突き動かされた人たちが成し遂げたのではないかと感じました。
何かを成し遂げたいと決めて、頑張って取り組んだとしても、ずっとしがみつくこともないなと思わせてもらえたことは非常に勉強になった。
時にはスパッと切り替えることも大事ですね。
いかに情熱をもって取り組めるかが大切か、ということが思い知らされる良書でした。
自分再起動 [ クリス・ギレボー ] |
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