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書評(ビジネス系)

やる気スイッチをONにするための良書を紹介! 東進ハイスクール人気講師の著書

投稿日:2016年7月5日 更新日:

書評【今やれよ!】 東進ハイスクールの人気講師であり、元暴走族の吉野敬介先生と、英語講師安河内哲也先生の共著

 

まいど、ご訪問ありがとうございます^^なまけタイガーです。

  

お二人の経験談を交えながら強い言葉で語られているのが本書の特徴であり、「やる気」が高まるような内容が盛りだくさんになっている。

以下に、私的に要チェックだったポイントをまとめておく。

やる気スイッチON!要チェックポイント

 

①キャリアでの前進を娯楽と考える

 

切手収集と同じように、将来へのスキルをストックしていくことを楽しむようにすると良い。

 

そう考えるとダラダラとテレビを見たり、長い時間ビーチで過ごす時間がもったいないと考えるようになる。

 

②今日はこれで寝ていいのかなと自問自答

 

中学・高校と勉強をしていなかった吉野氏が4ヶ月の勉強で大学に合格できたのは、自問自答をしていたからとのこと。

 

寝る前に「今日はこれで寝ていいのかな」と聞いてみると「もうちょっとやったほうがいいんじゃないの?」とたいていの場合はなったそうだ。

 

そうした完全に予定をこなした後でも、粘りを発揮することが大切になる。

 

③時間対効果を最大化せよ

 

安河内氏の持論で、他の書籍にも書かれていたことである。よく費用対効果という言葉を耳にするが、時間対効果を考えている人は少ないように思う。

 

著者の考え方は「1時間に10しかできない人は、20できる人には絶対勝てない。20できる人でも100できる人には一生勝てない」

 

確かにその通りだと思う。

 

スピードだけ上げて質を下げては本末転倒になってしまう。

 

では、どのようにすればよいか。

 

①自分を律する時間管理・自己管理

 

②音読して声に出してみる

 

③タイムリミットを設ける

 

④優先順位を上手に設定する

 

⑤学習対象に対して興味をもつ

 

⑥早く正確に処理できるように努力すること。

 

などが挙げられていた。

 

なかでも一番興味深かったのは、「自分がやっていることを勉強と思わない」という考え方だ。

 

勉強を続けられる人は、自分がやっていることを勉強とは思っていない。

 

仕事においても多分にそのような面がある。

 

つまり苦痛や義務だと感じているようでは、処理スピードの向上にも限界がある。

 

決められた時間を過ごせばいいんだと考えていれば当然スピードが落ちるということ。 

 

④吉野氏の印象的だった言葉

 

「できる」と思い込んで行動してきたからこそ、「できた」。

 

「できる」と思い込んでしまった人間のやる気はとどまるところを知りません。

 

⑤今を全力で生きる

 

今の生活がいつまでも続くと思っていてはいけない。

 

自らの人生が有限であるという事実に真正面から向き合う必要がある。

 

当たり前のことだけれど、重要なことだと思う。

 

当然、人の命には限りがあるし、時間もチャンスも限られている。

 

自らが選んだ道で、自らの手でチャンスを掴んでいかなければ飛躍の機会は永遠に来ないだろう。 

 

感想・ひとこと、ふたこと

 

本書は、なんだかんだ理由をつけてダラダラしてしまったり、なんとなく前に進んでいないと感じている方にオススメの本です。

 

2人の講師が、やる気が高まるような内容を強い言葉で語ってくれています。

 

本書を読んでみて、以前から思っていた「今という時間を大切に」・「時間対効果を高める」ことを改めて重要だと再認識できた。

 

やる気スイッチが入るのは、自分が決めたその瞬間だ。その日こそが自分にとっての、やる気記念日になるだろう。  

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