まいど、おおきに!
無類の歯ブラシ好き、なまけタイガーです。
10月5日放送 ヒルナンデス(プロの使用品覗いちゃうんデス)で、歯医者さんが愛用する歯ブラシが5つ紹介されていました。
色々と試した結果、1年以上同じ歯ブラシを使っている僕も、久々に乗り換えてみたいステキな歯ブラシがあったのでご紹介します!
おまけで虫歯のメカニズムの情報なども盛り込みました。大事なことなので合わせて確認してみてくださいね。
虫歯になるメカニズム
日本大学歯学部の、宮崎真至教授によると
人の口腔内には約500種類以上の細菌が住んでいると言われている。
その中の「ミュータンス菌」が虫歯を作る菌であるが、このミュータンス菌が食べ残しを食べることで歯を(酸で)溶かしていく。
これが虫歯のメカニズムということになるわけですね。
虫歯になりやすい人の特徴
実は生後3歳までに口に住み着く細菌の種類が決まり、ミュータンス菌は赤ちゃんには住みついていない菌だそうです。
ところが、この3歳までに家族からの間接キスでミュータンス菌が感染し住み着いてしまうことが多いそうです。
やってはいけない間接キス
- 赤ちゃんとキス
- 自分が食べた箸やスプーンで食べさせる
- 自分の吐息でフーフーして覚まして食べさせる
歯磨き以外で虫歯を減らすためにやるべきこと
3歳までのことを言われても後の祭りじゃないかと悲観してもいられません。
簡単にできる対策として
①唾液の分泌を増やす
唾液には、抗菌作用と菌を洗い流す作用があるので、よく噛んで食べることにより唾液の分泌を促すことが重要。
②しっかり歯磨きをして食べかすを落とす
前述した通り、食べかすが残っているとミュータンス菌が虫歯を作ってしまうのでしっかり歯磨きをする必要がありますね。
では、ここから番組で紹介されていたプロが愛用する歯ブラシ5つをご紹介
歯医者が愛用する歯ブラシ5選
①GC ルシェロ B-20
愛用者:東京オペラシティ歯科 石井宏明院長
歯ブラシの先端だけが山切りになっていて、その他の部分は、短い毛と長い毛が交互に植えられているため、歯に絶妙にフィットする。
愛用のポイント
「先端がとがっているので、歯の隙間に入りやすく汚れがかきだしやすい」
②オーラルケア プラウト
愛用者:西山デンタルオフィス 西山純加先生
「普通の歯ブラシで磨いて、自分の苦手な場所をプラウトで磨くようにしています」
ワンタフトブラシになっているため、通常の歯ブラシでは磨きにくい部分や歯の裏側のケアをしやすい。
・歯並びの悪いところや歯と歯の間を磨くのに適している。
より隅々までキレイに磨きたい人向け。
③テぺ TePe セレクトコンパクト エクストラソフト
TePeはスウェーデンで50年前に誕生した歯ブラシ。
愛用者:津田歯科医院 津田 忠政院長
「先が細く台形になっているので、奥まで届きやすく口腔の狭い人でも入れやすい」
「グリップが薄く平べったいためペングリップで磨きやすい。」
一般的な持ち方では歯や歯ぐきに力を入れて磨きがちになるが、ペングリップでは弱い力で磨きやすいというところが特徴。
ペングリップに適した歯ブラシということですね。
世界の子ども(12歳児)のむし歯比べ
日本2.4本
ニュージーランド1.5本
アメリカ1.4本
フィンランド1.1本
オーストラリア1.1本
スウェーデン1.0本
松本歯科医院HP参照
スウェーデンは虫歯の人が少ないことで有名とのこと。
④ライオン genki
愛用者:藤見歯科 古城祐子先生
「コンパクトヘッドだけど幅が広いというところが特徴」
「歯や歯ぐきを一緒に効率よく磨けるように幅が広くなっている」
もう量も多く、毛先に向かうにつれやわらかい毛になっている。
歯周ポケットにも入りやすいので、汚れを効率よくかき出せるようになっている。
⑤リーチ 奥歯集中ケア
愛用者:赤坂見附プラザ歯科 前田昌彦院長
「持ち手に少し角度がついています。そのことで奥歯に入れた時に奥の奥まで届く形状が一番の特徴」
歯医者さんの使うデンタルミラーをヒントにして作られた形状とのこと。
ヘッドもコンパクトで2段構造になっているので、歯の溝も磨きやすい。
さらに裏面が舌クリーナーになっている。
口臭の原因となる舌の掃除までできる歯ブラシとはイイですね!
こずちんさんのブログでも(元歯科衛生士の方です)記事の中でオススメの歯ブラシを紹介されています↓
まとめ・感想
プロが愛用する歯ブラシは案外、もっと高いのかと思いましたが、普通に買えるものなんですね。
僕は、磨きやすいので1年以上デンターシステマの歯ブラシ+舌ブラシを愛用していますが「リーチ奥歯集中ケア」を買ってみたいなと思っています。
奥歯集中ケアなら舌クリーナー付きなので、一石二鳥になりそう!ということでチェンジしてみたいと思います。
虫歯になりやすい人も、なりにくい人も歯を磨かなくてOKの人はいません。
エチケットの意味もありますし、しっかり歯磨きをして虫歯予防をしていきましょう!